募集! アメリカ人の翻訳ボランティア
「家族」翻訳プロジェクト
本の内容
ある日突
然、何の理由もなく家族の
一人が姿を消したとき、残された家族に何ができるだろうか…。“北朝鮮による拉致”、この事実が分かるまで、被害者の家族たちはいなくなった者の生死も分
からないまま、必死で探し続ける。それは、死よりも辛い、長い日々であった。この本「家族」は、愛するわが子や兄弟がいなくなったときに、その悲しみや苦
しみをどう乗り越え、どうやって探し出したかという真実の記録である。
北朝鮮という国に拉致された大勢の人々はいまだに戻されてい
ません。拉致被害者を助けるためには大きな力が必要で
す。それは世界中の人々がこの卑劣な「拉致」という事実を知ること、そして世界中の世論を巻き起こしていくことです。
「拉致」の事実を知っていただくため、現在、数十名のボランティアにより英訳本を作
成中です。もし、あなたがこの
プロジェクトに興味を持ったなら、翻訳のレビューをしていただけませんか。
下
の手順で、お
好
きな章を選んで読んでいただき、間違い等のご指摘やご意見などをお寄せください。たくさんの方々のご協力で、より良い英訳本が仕上がることを希望し
ております。もしよろしければ、ご協力いただいた方々のお名前を英訳本に掲載予定です。
手 順
1、
お好きな章を選んで読んでいただく。
この本は8章
で構成されています。別添の内容一覧を
お読みになり、レビューしたい章を
選んで事務局へお知らせくだ
さい。その章の粗訳を送信します。複数章を
ご希望の方も歓迎です。
2、
レビューをしていただく。
間違い等のご指摘やご意見
などをお寄せください。
連絡先 ReACH 翻
訳プロジェクト事務局 前嶋明
美
e-mail: maeshima@asanocpa.com
* ご友人および翻訳や法律、出版関係の
専門家もご紹介ください。
「家族」 コンテン
ツ
1章: 横田めぐみ家族
…13才の少女が学校から帰宅する途中、忽然と姿を消し
た。その名は横田めぐみ。その日から家族の必死な捜索が始まる。しかし、まったく手がかりがないまま年月が過ぎていった。めぐみが消えてから20年後、横田家に「めぐみさんは北朝鮮で生きている」
という情報が入った。その後、父親の滋、母親の早紀江はさらに残酷な仕打ちを受けることになる。北朝鮮から「横田めぐみさんは死亡」と報告された。しか
し、「この目で、めぐみの元気な顔を見るまでは絶対あきらめない。お父さんと、お母さんが必ず助けだしてあげる。」二人の活動は日本中の世論を巻き起こし
た。
2章: 増元るみ子、市川修一家族
…るみ子の弟、増元照明にとって、2才違いの“る
み姉”は優しくて、憧れの姉だった。ある日、その“るみ姉”は恋人の市川修一さんとデイトに出かけたのを最後に姿を見せることはなかった。約20年後、同被害者の家族が集まって家族会を発足させ
る。照明はその活動に奔走した。やっと政府が動き始めた。北朝鮮側は拉致を認めた。るみ子の消息も発表される。「るみ子さんは亡くなっています。」そのと
き病床でテレビに見入っていた父親正一は「るみ子は死んどらん!生きとるッ。北朝鮮の言うことはウソばかりじゃ」と、言い放つ。
3章: 地村保志、浜本富貴恵家
族
…地村保志と婚約者の浜本富貴恵はいつものように
デートに出かけた。二人はその日、小浜湾が望める展望台に車を残したまま帰ってこなかった。一年半後、保志の父親である保は「アベック三組なぞ
の蒸発」という新聞記事を見つけた。さらに保志と富貴恵が失踪した同じ年の夏、海岸にい
たア
ベックが突然、何者かに頭から袋をかぶせられて連れ去られそうになったという事件を知る。事件は未遂に終わったが、現場には猿ぐつわ、手錠、麻袋などの遺
留品
が残され、外国工作機関が関与する拉致事件を示唆する内容であった。
4章:有本恵子、松
木薫家族
…1980年代初め、日本では3つの家庭が、外国で失踪したわ
が子の安否に心を痛めていた。3人の若者には、日本国内での接点はまったくなかった。それぞれが別々に赴いた留学先のヨーロッパで行方不明になっていた。
その無関係なはずの3人から「助け合って平壌市で暮らして居ります」という手紙が、突然、日本に舞い込んだ。行方知れずになってからそれぞれ数年から10年近い月日が流れていた。
5章:田口八重子、原敕晁家族
…八重子の兄・飯塚繁雄は、21歳の息子と自宅近くのすし屋で2人きりで向
き合っていた。「実は、お前はお父さんのいちばん下の、妹の子なんだよ。」ついに、そのことを打ち明けた。20年前、八重子は1才の息子たちを残して、突然姿を消
して
しまったのだ。それから繁雄はその息子を自分の子供として育てていく決心をする。後に北朝鮮側は、八重子は北朝鮮で原敕晁と結婚したと伝えてきた。
6章:蓮池薫、奥土祐木子家族
…行方知れずになっていた息子の薫が
帰ってくる。蓮池
秀
量の心は揺れていた。2002年10月15日午後2時19分、政府の専用機が羽田空港の要人専用駐車場「V1
スポット」に到着した。その14分後にドアが開いて、あの薫が姿を現した。恋人
だった祐木子と腕を組んで
タラップを降りてくる。いま薫が目の前
にいる。秀量は言葉が出てこなかった。薫だ。間違いない。お互いを確認するために男同士抱き合った。この瞬間をけっして忘れまい。これまでの24年間、家族はどん底を耐えてきた。
7章: 寺越昭二、寺越外雄、寺越武志家族
…もし、あのとき自分も船に乗っていたら‥‥。昭男は
運命というものの不思議さを思わずにはいられ
ない。 小型漁船はいつものように高浜港から海に向け
て漁に出発した。しかし、漁船は父昭二、叔父の外雄、従兄弟の武志を乗せたまま帰らなかった。翌朝、その漁船が発見された。ところが、3人の姿が見当たらない。漁船は夜が明けても港に帰ら
ず無人のまま漂流していたのだ。それ以来3人の消息はまったく途絶えてしまう。24年後、北朝鮮
からとつぜん手紙が送られてくる。
8章: 曽我ひとみ、曽我ミヨシ家族
…ひとみは母親のミヨシと一緒に買い物に出かけ、
二人が歩いているところを三人の男たちに拉致された。ひとみは口をふさがれ、袋に詰められ、担がれていった。船から汽車にのせられ、着いたところは北朝鮮
の招待所。その後そこで、ひとみはアメリカ軍人であったジェンキンズ氏と結婚し、2人の子供をもうける。24年後、北朝鮮政府は突然、ひとみだけに日本「訪問」
を許す。日本に帰ったひとみの心は揺れていた。愛する家族を残して、自分だけ日本にいるのだろうか。
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