●医療格差の現実に戸惑う
| 先月、20世紀最大の
発見といわれている「DNA」で有名なフランシス・クリック氏が亡くなった。DNAといえば、わ
が家の隣に
「セレラ」とい
う会社がある。DNAゲノムの解読を完了させたことで有名な会社だ。ほかにもこの周辺にはバイオの研究所や開発会社がたくさんある。半年前、運転免許セン
ターで知り合いになった日本人男性もその関係会社へ勤務している。1年間の契約でDNAによる乳癌診断検査法開発の勉強に来ているとのこと。 |
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セレラ株式会社
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先日のアメリ
カ民主党大会では、レーガン元大統領の息子が「アルツハイマー病を防ぐためにステム・セル・リサーチを解禁しよう」と訴えていた。ステム・セルというのは
胎児細胞の一つで臓器の幹になる細胞だ。これで難病患者に移植するための臓器を作ることも可能という。近い将来、心臓や腎臓、神経なども販売されるように
なるかもしれない。半面、クローン技術も含め、倫理上の問題も多く、政治問題にまで発展している。
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シエラレオネの子供たち
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ところで、先日、日本
人の女医さんと知り合い
になった。彼女は「国境のない医師団」で世界各地を回り、活躍している。先月まで隣町にあるジョンズホプキンズ大学へ公衆衛生学の勉強に来ていた。彼女の
夫も同じ医師団のメンバーで、アフガニスタンやダイヤモンドで有名なシエラレオネの住民の医療や教育に携わった。シエラレオネは平均寿命35才の国。2
人は身の危険をも顧みず人助けに奔走している。
最先端の医療と最低限の医療、いろいろ考えさせられるこのごろである。 |
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(2004年8月20日掲載)
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